よくあるご質問

補聴器を使えば何でも聞こえるようになるのでしょうか?
補聴器は「聞こえ」を補うものですから、何でも完全に聞こえるようになるわけではありません。
しかし、正しく聴力を測定し、聴力やお客様の環境に合った補聴器を選択され、調整をすることにより、聞こえは改善されます。慣れるために練習は必要ですが、補聴器をつけることにより、円滑なコミュニケーションが可能になります。
補聴器にはどんな種類がありますか?
補聴器には、耳あな形、耳かけ形(一般耳かけ形、RICタイプ)、ポケット型などが
あります。
デジタル補聴器が主流となって、性能もアップしています。練習は必要ですが、補聴器をつけることにより、円滑なコミュニケーションが可能になります。
補聴器は片耳と両耳、どちらがいいですか?
聞こえの状態にもよりますが、当店では「両耳装用」をお勧めしています。
両耳に装用することで、脳への伝導もスムーズになり「聞こえ」のバランスも良くなります。
<両耳装用でこんな効果が期待できます>
・方向感覚がつかみやすくなる
・より立体感のある音で聞き取れる
・言葉の判別がしやすくなる
・補聴器の音量を下げて使用できるため静かで快適
・騒がしい所での聞き取りが良くなる
補聴器を購入したらすぐに使用できますか?
長い間、聞こえていなかった音を慣らしていくためにも、
静かな環境で短時間からご使用ください。
徐々に複雑な環境や会話へと移行していただく方が慣れやすいです。
補聴器をつけている人と話をする時に注意することはありますか?
補聴器を使用しても、聞こえが完全に回復するわけではありません。話しかける側が少し意識するだけで、聞き取る側はかなり楽になります。
<聴力が低下した人や補聴器をつけた人が聞き取りやすい話し方>
・ 顔を見て話しましょう
・ 比較的ゆっくりと自然なメリハリをつけた話し方をしましょう
・ 単語単位、文節単位で区切りながら話しましょう
・ 文の最後まではっきりと話しましょう